hi-ho Let’s Wi-FiはクラウドWiFiでも珍しい1日7GBプランがあり、31日×7GBで1ヵ月最大217GBも使えるので、大容量に使えて安い!と感じるかもしれません。
しかし結論からお伝えすると、1日7GBといっても1ヵ月100GB程しか使えないリスクがあり、クラウドSIMの中でも、ポケット型WiFi全体で見てもおすすめはできません。
その1番の理由は、リスクの割に安くない上、コスパが悪いからです。
ポケット型WiFiにはクラウドSIM、WiMAX、キャリア系など様々な種類があり、利用用途次第でおすすめできるポケット型WiFiが代わります。
できれば、ポケット型WiFiの失敗しない選び方や種類別ポケット型WiFiの違い、おすすめのポケット型WiFiがわかる以下記事を先にお読みいただくことをおすすめします。
\ 失敗しない選び方とみんなが選ぶポケット型WiFiがわかる /
ポケット型WiFiおすすめランキング8選|比較でわかる最適な1台と失敗しない選び方にリンクしています。
ポケット型Wi-Fiではなく、クラウドSIMの中で1番最適なものを探しているという場合は、下記の記事をご参考ください。
\ クラウドSIMのリアルな比較表はこちら /
この記事では、hi-ho Let’s Wi-Fiの評判やスペックを徹底的に分析・調査をした上で、プロとして評価しました。
2021年4月1日より、税込み表記での総額表示が義務化されたことにより、当サイトに記載の料金は税込表示で記載しております。※特別な事情がない限り税込み表記ですが、一部税抜き表記の箇所もあります。
参考:財務省の案内より
瀬戸根 弘宜(ネット回線アドバイザー)
信頼できる新聞社運営の専門家ガイドである「マイベストプロ」で初めてネット回線アドバイザーに認められた人物。専門家ならでは裏話や利用者目線でのリスクを正確に説明できる数少ない人物。ネット回線情報でよく見るマイベストやちょっとWiFiなど多くのメディアを監修。株式会社LIFE FiTの代表取締役でもある。
監修者プロフィールはこちら >
hi-ho Let’s Wi-Fiの口コミを調査!通信速度が遅いという声が多い?
hi-ho Let’s Wi-Fiで検索してもなかなか口コミが出てこなかったので、Twitterで「hiholetswifi」や「hiho wifi」「hi-ho wifi」等で検索してかき集めました。
契約して70日が過ぎたhiho let’s wifi。快調だったのに、この数日で急に重くなり100kbps以下も。遅い。ネットワークのゲートウェイを確認するとmvno.rakuten😃
— shanghaikid (@shanghaikid5) November 21, 2020
マルチキャリア回線のwifiサービスでこれ違約では?
問い合わせると、本部確認後に返答すると。さてどう出るかな?#hiho#ハイホー
さすがに数日遅いというのは引っ掛かりますね。
つうかhiho-wifi遅えし詰まるし契約せん方がいいぞこれ
— なすびあき🍆マメ (@nasubiaki) March 10, 2021
実は個人的にいただく口コミでも、これは結構あります。
これは通信制限ですか?何回再起動してもこれです。平日の午前中にこれでは仕事ができません。いいかげんにして欲しい。 pic.twitter.com/Q2jQfV7AQZ
— @SKYNETLINE (@skynetline) June 24, 2020
通信速度の出やすい時間帯なのに、非常に遅いのは気がかりですね。
hiho wifi 追記
— h/YP/mtg (@etelmocni) March 3, 2021
一応動くけど、熱が溜まりやすい実機のようで、通信速度が、300kbpsになります
要するに使えない
メーカー側で、U2は性能を落として、通信をさせないようにしてるのではと疑ってしまう。
対策は、冷やすこと、再起動
それで、10Mbspとかに戻る→使えない実機
夏どうすんの笑
たしかに端末は廃熱処理が充分にされてないので、暑さ対策は必要なのかもしれません。後継機のU3はそんなことないのですが…
通信速度が遅いのに違約金も高くてやばい?
追記
— h/YP/mtg (@etelmocni) March 15, 2021
hiho wifiは本当に使えない
7Gのプランでせいぜい2,3Gぐらいしか使えず、
リセットしないと実測でないとか、
リセット後も200kbpsとかの実測で、話にならない
それで、違約金発生するので、契約違反レベルなので入会自体しないほうがいい
みなさんも気をつけてください
1日7GBプランでも、遅くて7GB使えない状態みたいですね。そして解約しようとしても違約金が高いから解約しづらい…。さすがにこれは心配になります。
hi-ho Let’s Wi-Fiの口コミを集めてみましたが、いくつかのキーワードで検索しても悪評しかでてきませんでした…。
一つぐらいは良い口コミあるんじゃないの?と思っていましたが、現時点ではなかったので少し残念です。
hi-ho Let’s Wi-Fiの基礎情報|料金プランやキャンペーン
hi-ho Let’s Wi-Fiとは、インターネットサービスプロバイダで老舗といえる株式会社ハイホーが提供するクラウドSIM型のポケット型WiFiです。
クラウドSIMというのは、SIMカード不要でドコモ・au・SoftBankのLTE回線を、ユーザーが利用する環境で一番最適な電波を自動で選択し接続することができる、最新の通信技術を活用したモバイルWiFiのことです。
例えば、auLTEが圏外の場所だとdocomoLTEに繋がったり、SoftBankLTEが圏外の場所ではauLTEに繋がったりするので、利用できるエリアが非常に広いのが特徴です。
そんなhi-ho Let’s WiFiは、他のクラウドSIM型ポケット型WiFiと比べて、プラン内容が良くも悪くも特殊です。
hi-ho Let’s Wi-Fiの料金プラン
hi-ho Let’s Wi-Fiの料金プランはシンプルで2種類から選べます。
通常プラン | ライトプラン | |
---|---|---|
月額料金 | 4,730円(税込) | 3,828円(税込) |
通信容量 | 210GB/月 | 120GB/月 |
1日の利用制限 | 7GB/日 (超過時128kbps) | 4GB/日 (超過時128kbps) |
事務手数料 (初回のみ) | 3,300円(税込) | 3,300円(税込) |
解約違約金 | 4,300円(税込) | 3,480円(税込) |
さらにhi-ho Let’s Wi-Fiでは、現在「鬼コスパキャンペーン」を行っております。
初回に発生する契約事務手数料が無料になる他に、期間限定で月額料金も3,278円になり、かなりコスパが良いと言えます。
キャンペーン適用後
ライトプラン | 通常プラン | |
---|---|---|
月額料金 | 3,278円(税込) | 3,278円(税込) |
特典期間 | 15ヵ月間 | 7ヵ月間 |
事務手数料 (初回のみ) | 0円(税込) | 0円(税込) |
ここからは、hi-ho Let’s Wi-Fiの詳細についてご紹介します。
hi-ho Let’s Wi-Fiの1日7GBプランは200GBも使えない可能性が高い理由
料金面だけ見ると、かなりお得に見えてしまうと思います。
しかし高コスパの裏側には落とし穴が潜んでいることを覚えておきましょう。
では実際に、どこを注意しておけばよいのか解説していきますね。
1日7GB以上利用すると翌々日は速度制限でほぼ使えなくなる
hi-ho Let’s Wi-Fiは1日に利用できる通信容量に制限を設けております。
ライトプラン | 通常プラン | |
---|---|---|
1日の利用制限 | 4GB/日(128kbps) | 7GB/日(128kbps) |
通常速度 | 受信最大150Mbps | 受信最大150Mbps |
1日の通信容量以上を利用した場合、当日は通信制限がかからず、翌々日に通信速度が送受信最大128kbpsになります。
通信制限がかかった翌日に解除され、通常速度に戻ります。
仮に1ヵ月中10回も1日7GB制限に掛かったら最大140GB相当になる
1ヵ月以内に10回7GB制限になると、通常速度で利用できる日数が20日間になります。
例)20日間×7GB=140GB/月
※残り10日は速度制限で使い物にならず。
ちなみに1日4GBのライトプランでも同じです。
1ヵ月以内に10回4GB制限になると、80GB/月相当になります。
hi-ho Let’s Wi-Fiのデータ使用量確認方法は結構めんどう
hi-ho Let’s Wi-Fiの端末には液晶がありません。
そのため、データ通信容量を確認するには、端末IPアドレスをURLに入力して、接続して確かめる必要があります。
端末への接続方法は、hi-ho Let’s Wi-Fiの端末接続中に、GoogleやYahoo等の検索エンジンのURL表示欄に「192.168.43.1」と入力するだけです。
私もそうなんですが、この確認方法を毎回忘れてしまって、毎回下記記事を読んで思い出しているぐらいです。
U2sとU3の確認方法は同じなので、設定方法も下記内容と同じになっています。
1日7GBを1撃で超過する場合が割とある
hi-ho Let’s Wi-Fiを様々なもので利用しているなら、いくつか1撃で1日7GBを超過する場合があります。
それは、「PCのOSアップデート」や「ゲームのダウンロード・更新」です。
PCのアップデートに関しては、画像をご参照いただくとお判りいただけると思いますが、OSアップデートはかなりの通信容量を食ってしまいます。
PCのOSアップデートは、平均すると月に1度はあるので確実1回は掛かると考えても良いでしょう。
また、アップデート以外にも利用しているはずなので、大容量っぽいという理由で選ぶには少しリスクが伴います。
結果的に、1日7GB制限だと不都合な場合もよくあるので、1ヵ月200GB制限のポケット型WiFiを選ばれる方のほうが多いです。
hi-ho Let’s Wi-Fiの見過ごせないデメリット
hi-ho Let’s Wi-Fiを契約するデメリットを取りまとめてみました。
- 1日●GB×日数分の数字は当てにならない
- 途中解約時の違約金がクラウドSIMの最高値クラス
- 端末が1つ古いU2s
- 実際のところ200GBプランより安くない
- 速度制限に掛かるなら確実にコスパが悪くなる
- 実はめっちゃ遅い?
- 鬼コスパキャンペーンは1ヵ月誤魔化してる(日割りの初月分含めてる)
詳しくご説明します。
1日7GB×日数分(210GB相当)は当てにならない
前述したとおり、1日7GBプランは1ヵ月210GB相当といわれていますが、1度でも7GB超過すると7GBずつ減っていきます。
結果的に1ヵ月のうち何度か通信制限に掛かる人は、1ヵ月に利用できる合計が200GBを切る可能性が充分にあります。
1日◯GB制限プランの通信容量を最大限まで利用するのは、ハッキリ言って至難の技です。
途中解約時の違約金がクラウドSIMの最高値クラス
hi-ho Let’s Wi-Fiは契約するプランによって解約時の違約金が異なります。
ライトプラン | 通常プラン | |
---|---|---|
解約違約金 | 1~24ヵ月目:10,450円(税込) | 1~12ヵ月目:21,780円(税込) 13~24ヵ月目:10,450円(税込) |
更新月 | 25ヶ月目 | 25ヶ月目 |
自動更新 | あり 26ヶ月目以降:10,450円(税込) | あり 26ヶ月目以降:10,450円(税込) |
ライトプランと通常プランの月額料金の差額が902円のため、通信容量が多い通常プランを選ぶ人も多いと思います。
しかし通常プランの違約金は、0ヵ月~11ヵ月目は19,800円でクラウドSIMの最高値クラスです。
契約開始時は2年間の契約になっておりますが、2年が経った後は1年間の自動更新になり、途中解約は上記同様10,450円の違約金が発生します。
2年後に自動更新が無いポケットWiFiもあるので、あえてリスクをとる必要が無いかと思います。
端末が1つ古いU2s
hi-ho Let’s Wi-Fiを契約すると送られてくる端末は「U2s」になります。
端末が無料で利用できるのはうれしいサービスですが、U2s端末が発売されたのは2018年8月とかなり前です。
簡単にU2sのスペックについてご説明します。
詳細 | |
---|---|
端末画像 | |
品名 | GlocalMe U2s |
メーカー | ucloudlink社(中国) |
サイズ | H127×W65.7×D14.2mm |
重量 | 151g |
最大速度(受信) | 150Mbps |
最大速度(送信) | 50Mbps |
バッテリー | 3,500mAh |
駆動時間 | 約13時間 |
最大接続台数 | 5台 |
ポート | USB2.0 (micro USB) |
U2sの通信速度等の性能は、後継機のU3とそこまで変わりません。
ただU3のほうが同時接続台数が10台と2倍であり、充電用USBポートもType-Cなので使い勝手が良いです。
また、hi-ho Let’s Wi-Fiの公式サイト上では、「無料」などとなっていますが、結局途中解約時の違約金が高いので、購入しているようなものですね。
甘い言葉には惑わされないようにしましょう。
実際のところ200GBプランより安くない
hi-hoLet’sWi-Fi以外にも200GB利用できるサービスはあります。
データ容量 | 月額料金 | 通信速度 | |
---|---|---|---|
hi-ho Let’s Wi-Fi | 1日7GB (月210GB相当?) | 4,730円 | 150Mbps |
どこよりもWiFi | 月200GB | 4,378円 | 150Mbps |
chat Wi-Fi | 月200GB | 4,378円 ※クーポン適用後 | 150Mbps |
上記のように200GBプランであれば「どこよりもWiFi」や「chat Wi-Fi」の方が月額料金を安く利用することができます。
詳しくは「月200GB使えるポケットWiFiを5社を徹底比較」をご覧ください。
速度制限に掛かるなら確実にコスパが悪くなる
通信制限にかかると通信速度が遅くなると前述しましたが、月に10回制限がかかると仮定すると最大140GBになります。
しかも何度速度制限に掛かったとしても、毎月の基本料金は変わりません。
むしろコスパが悪いと言えます。
実は通信速度が遅い?
下り最大速度150Mbps、上り最大速度50Mbpsと記載がありますが、あくまで最大速度。
実際にhi-ho Let’s Wi-Fiを利用した人の口コミでは、速度が格段に落ちて使えないといった意見が多くあります。
例えばYouTube動画なら20Mbpsの速度があれば比較的安定して見れますが、その動画一本見るのも億劫になるほど。
口コミの詳細は「hi-ho Let’s Wi-Fiの通信速度は遅い!という口コミばっかり」をご覧ください。
鬼コスパキャンペーンは日割りの初月分を含めてる
hi-ho Let’s Wi-Fiを契約する当月は、鬼コスパキャンペーンの初月にあてられてしまいます。
すなわち、月末に契約すると1ヵ月分損をすることになりかねません。
通常ブランを4月20日に契約したとすると、端末が到着するのに4日~8日の時間がかかるため、長くても4月28日から利用開始になります。
4月28日~30日の3日間が鬼コスパキャンペーンの1ヵ月分にあてられてしまうため、通常7ヵ月間の特典期間がある通常プランだと残り6ヵ月間しかキャンペーンを受けられなくなります。
hi-ho Let’s Wi-Fiを契約して利用するメリット
hi-ho Let’s Wi-Fiを利用するメリットは以下の通りです。
- 1日7GBを超過してもその日は速度制限にかからない
- 一応老舗プロバイダの安心感
- 30日間返金保証がある
以上3つについて詳しく説明します。
1日7GBを超過してもその日は速度制限にかからない
1日で通信制限の7GBを利用しても翌々日に速度制限がかかるため、当日は速度制限はかかりません。
例えばYouTubeや映画を見ていても、途中でストップしてしまうことはないので安心して楽しむことができます。
ただ1日は速度制限に掛からないとは言っても、あまりに多すぎるデータ容量を利用すると、ハードユーザー向けの速度制限に掛かってしまうので、10GBまでとお考えください。
一応老舗プロバイダの安心感
hi-hoの前身は松下電器(現パナソニック株式会社)系列で、1995年からPanasonic hi-hoとしてインターネットサービスを提供しています。
現在は株式会社ハイホーとして25年以上継続させながら、光回線をはじめモバイルWi-FiやISP、電気など、幅広くサービスを広げています。
新しく設立された会社より、老舗会社の安心感はあります。
30日間返金保証がある
hi-ho Let’s Wi-Fiを契約し、満足できない場合は30日間の返金保証がついています。
ただし、適用条件があるのでご注意ください。
- hi-hoインフォメーションデスクへ電話
- 申請日を含めた30日以内に端末を返却
- データ利用量が50GB未満
- 返金が発生する場合、返金手数料1,100円(税込)が発生
- 複数回線契約でも適用は1回線のみ
30日返金保証には様々な適用条件がありますが、特に「データ利用量」「適用回線数」の2つに注意が必要です。
また、30日以内に申請できない場合は通常解約になり違約金や月額料金が発生します。
30日以内にキャンセルする場合の連絡先・返却先
電話番号(固定電話のみ):0120-858-140
電話番号(携帯・スマホ):0570-064800
受付時間:9:00~18:00(年中無休)
固定電話とスマホからだと電話番号が違うのでご注意ください。
■住所
〒354-0044
埼玉県入間郡三芳町北永井275-3
■宛名
株式会社ティービーエス
三芳物流センター(ハイホー倉庫)
発送は元払いとなります。
hi-ho Let’s Wi-Fiを他社ポケット型WiFiを比較
hi-ho Let’s Wi-Fiは1日7GBに魅力を感じている人も多いと思います。
そのため比較対象は、大容量プラン(hi-ho Let’s Wi-Fiなら通常プラン)で、1ヵ月のデータ量の近しいもので比較してみました。
hi-ho Let’s Wi-Fiの料金は安い?料金比較で見えたこと
まず大容量プランの比較表をご覧ください。
データ容量 | 月額料金 | 契約期間 | 端末代 | キャンペーン | |
---|---|---|---|---|---|
hi-ho Let’s Wi-Fi | 1日7GB (月210GB相当?) | 4,730円 | 2年間 | 実質無料 ※2年利用で | 0円 |
カシモWiMAX | 無制限 | 3,881円 | 縛りなし | 実質無料 ※3年利用時 | 15000円 キャッシュバック |
Chat WiFi | 月200GB (実は1日10GB使えた) | 4,378円 ※クーポン適用時 | なし | 0円 | なし |
大容量プランのポケット型WiFは、クラウドSIMならChat WiFiとWiMAXとなっており、hi-ho Let’s Wi-Fiは比較でもわかるとおり高めです。
1ヶ月のデータ容量無制限のWiMAXの方が、毎月の実質料金が3,881円と間違いなく安いです。
hi-ho Let’s Wi-Fiの解約のしやすさ比較!解約はしづらい
解約に掛かる費用や、最低契約期間は各社様々なので比較しました。
解約違約金 | 端末返却 | 契約期間 | |
---|---|---|---|
hi-ho Let’s Wi-Fi | 更新月以外:4,300円 | 不要 | 2年間 |
カシモWiMAX | なし | 不要 | 縛りなし |
Chat WiFi | 1年未満:7,700円 1年以降:0円 | 必須 | 1年間 |
大容量プランのポケットWiFは基本3社であり月額料金だけで見ると、hi-ho Let’s Wi-Fiは決して安くありません。
hi-ho Let’s Wi-Fiは2年契約になっており、更新月以外は4,300円の違約金が発生します。
30日間返金保証はあるものの、それを過ぎての解約は非常に高くついてしまいます。
他社との比較表を見ると一目瞭然ですが、解約違約金は他社と比べて圧倒的に高く設定されています。
「短期間だけ利用したい」「どのくらいの期間利用するかわからない」という人にはChat Wi-Fiのような契約期間がないところは非常に魅力がありますね。
hi-ho Let’s Wi-Fiの通信速度はどう?速度比較で見えたこと
実際の通信速度を比較してみました。
比較データは、実際の日本全国の利用者速度測定結果を公開している「みんなのネット回線速度」のデータを参照しました。
WiMAX | 平均下り:88.15Mbps 平均上り:14.88Mbps |
hi-ho Let’s Wi-Fi | 平均下り:8.27Mbps 平均上り:14.88Mbps |
Chat WiFi | 平均下り:12.47Mbps 平均上り:9.05Mbps |
大容量通信ができるポケットWiFiの実際の通信速度を比較してみると、hi-ho Let’s Wi-Fiは10Mbps以下なので非常に遅いです。
hi-ho Let’s Wi-Fiより大容量通信ができるWiMAXの方が圧倒的に通信速度が速いので、大容量通信時の使いやすさ面で大きな違いを感じてしまうでしょう。
hi-ho Let’s WiFiの比較評価まとめ
評価 | |
---|---|
月額料金 | かなり高い WiMAXの方が安い |
解約しやすさ | 違約金がある時点で高い |
通信速度 | 遅い WiMAXより遅い |
結局のところ、他社ポケット型WiFiと比較するとわかるように、hi-ho Let’s Wi-Fiのスペックは他社に劣ります。
データ容量が多いわけでもなく、また月額料金が安いわけでもなく、更に通信速度が遅めなので、個人的には魅力は少ないという評価になってしまいます。
【まとめ】hi-ho Let’s Wi-Fiの契約はおすすめできない
1日7GBプランで大容量!なんて思っている方は、基本的にやめておきましょう。
そもそも210GB相当のデータ容量が使えない可能性もある上、料金は決して安くありません。
1日7GBプランより無制限のWiMAXの方が良い
200GB程度の大容量通信を行いたいなら、そもそもWiMAXを利用するのが最適です。
hi-ho Let’s Wi-Fi | カシモWiMAX | |
---|---|---|
データ容量 | 1日7GB (月210GB相当?) | 無制限 |
月額料金 | 4,730円 | 実質 3,881円 |
通信速度 | 最大0.15Gbps | 最大2.7Gbps |
契約期間 | 2年間 | 2年間 |
違約金 | 1~24ヵ月目:4,300円(税込) 25ヶ月目:更新月(0円) 26ヶ月目以降自動更新(2年) | 1~24ヵ月目:10,450円(税込) 25ヶ月目:更新月(0円) 26ヶ月目以降自動更新(2年) 次の更新月まで10,450円(税込) |
端末代 | 実質無料 ※2年利用で | 実質無料 ※3年利用で |
データ通信容量が多いWiMAXの方が結局安く、快適に使える通信速度になっているため、現時点でhi-ho Let’s Wi-Fiを選ぶ意味がありません。
またhi-ho Let’s Wi-FiとWiMAXの詳しい違いや、各種ポケット型WiFiの違いやおすすめを知りたい方は、「ポケット型WiFiおすすめランキング8選|比較でわかる最適な1台と失敗しない選び方」をお読みください。
1日4GBプランより月100GBプランのほうがコスパがいい
月100GB以上も必要ないという人は、1日4GBのライトプランも選択肢に入るかもしれませんね!
しかし、実はhi-ho Let’s Wi-Fiのライトプラン(1日4GB)より、THE WFi(100GB)の方がコスパがいいです。
hi-ho Let’s Wi-Fi | THE WiFi | |
---|---|---|
データ容量 | 1日4GB (月120GB相当) | 100GB |
月額料金 | 3,278円 | 3,828円 |
実質月額 | 3,278円 | 3,300円 |
キャンペーン | 事務手数料無料 | 3ヶ月無料 + 最大10,000円分 ポイント還元 (支払いに使える) + 30日お試し |
通信速度 | 150Mbps | 150Mbps |
契約期間 | 2年間 | 縛りなし (実質2年) |
違約金 | 1~24ヵ月目:3,480円(税込) 25ヶ月目:更新月(0円) 26ヶ月目以降自動更新(2年) | 1~24ヵ月目:10,890円 25ヵ月目以降:0円 |
端末代 | 実質無料 ※2年利用で | 無料レンタル |
月額料金だけ見るとほとんど大差はないんですが、hi-ho Let’s Wi-Fiのライトプランの場合1日4GBの利用制限が付いてまわるため、仮に2日に1回利用制限がかかると月に60GBしか利用できません。
一方、THE WiFiであれば、基本的には100GBフルに利用できるため、データ量を考えると料金はあまり変わらないので、コスパはhi-ho Let’s Wi-Fiより優れています。
また、THE WiFiは30日お試し期間があるので、クラウドSIM特有の遅さが苦手に感じた場合でもキャンセルがしやすいです。
結果的に、契約時のコストから、利用中の満足度、万が一のキャンセルなどを踏まえてhi-ho Let’s Wi-Fiを契約するメリットが薄いという結果になっています。
hi-ho Let’s Wi-Fiの解約方法
hi-ho Let’s Wi-Fiの解約方法は、hi-hoインフォメーションデスクへの電話解約のみです。 WEB解約等はないので、お気を付けください。
- フリーダイヤル:0120-858140
- 携帯電話専用:0570-064800(有料)
- 受付時間:9:00~18:00(年中無休)
繋がりやすいのは平日午前中9~10時頃、14時~15時頃です。
夕方はいずれの日程も繋がりにくいので、急ぎの時は午前中に連絡するのがおすすめです。
hi-ho Let’s Wi-Fi解約時の注意点
hi-ho Let’s Wi-Fiを解約するときは、解約したい月の24日18時までに電話する必要があります。
hi-ho Let’s Wi-Fiは、月末締めにはなっておらず、受付期間は前月25日~当月24日18時までとなり、当月25日を過ぎると翌月の解約と判定されます。すなわち、更新月であったとしても契約期間が自動更新され違約金が発生します。
「更新月なんて覚えておけない!」と心配な人は、契約時にスマホのカレンダーなどに更新月になったらアラートを出すように設定しておくと忘れる心配がないためおすすめですよ。
まとめ
hi-ho Let’s Wi-Fiについて詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
振り返りも兼ねて、ここでお伝えしたことをまとめました。
- hi-ho Let’s Wi-Fiのデータ容量は少な目に見たほうが良い
1日7GB・1日4GBといっても、速度制限にかかると使い物にならない日があるので、1日制限×1ヶ月分の数式は成立しない。 - 月額料金はあまり安くない
大容量プランにしてもライトプランにしても、利用できるデータ容量の不明確さを踏まえると、決して安いとはいえませんでした。 - 解約違約金があるので解約時の想定が面倒
あまり高くはないとはいえ、解約違約金があるので解約時の料金型価格なる可能性がある点はよろしくありません。 - 通信速度が遅い
みんなのネット回線速度に掲載されているデータからみて、非常に遅い数値を出していました。WiMAXの方が優れています。 - 口コミは散々?
利用者全てが口コミを書いているわけではないですが、それにしても悪い口コミが多いのは気がかりでした。
以上がまとめとなります。
hi-ho Let’s Wi-Fiは、稀に大きなキャンペーンを行いつつ徐々に知名度を上げてきています。
しかし、hi-hoのサービスはWiMAXにしてもクラウドSIMにしてもプロバイダ―としてのスタンスを確立しきってはいません。
そして口コミをみても他社より圧倒的に利用者が少ないのは明確です。
現時点ではポケット型WiFiを利用したい人にとって、hi-ho Let’s Wi-Fiは最適な選択肢とはいえません。
安めのポケット型WiFiであれば、クラウドSIMを利用しただき、通信速度が欲しい方はWiMAXにされることをお勧めします。
元ドコモのスマホショップ店員、元ソフトバンクスタッフでauひかりの営業も行っていた光回線のプロ、ビックカメラでWiMAXを販売していたスタッフで構成されたスマギガ編集部。インターネット回線の知識と正しい選び方を伝えるために構成されたチーム。