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WiMAXとポケットWiFiの違いとは?料金や速度・その他の大きな差

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WiMAXとポケットWiFiの違い

WiMAXとポケットWiFiはどっちがいいんだろうか?という疑問をお持ちではないでしょうか?

この記事では、知識としてWiMAXとポケットWiFiの違いが知りたい方に向けて、通信回線の違いや対応エリアの違い、実際に出る通信速度の違いなど、あらゆる違いについて触れました。

この記事の目次

WiMAXとポケットWiFiの違いとは?全く別のサービス・意味である

ポケットWiFiという言葉からは、「ポケットに入れられるサイズの持ち運びできるWiFi全般」を連想していませんか?

そして、その中にWiMAXがあると想像される方が非常に多いですが、実は本来は違う意味を持ちます。

  • WiMAX
    UQコミュニケーションズとKDDIの回線で提供するモバイルWiFiサービスを指す。
  • ポケットWiFi
    ワイモバイル(旧イーモバイル)が、Y!mobile回線とソフトバンク回線で提供するモバイルWiFiサービスであり、ソフトバンク社の登録商標を指す。
    ※参照元:J -PlatPat(特許情報プラットフォーム)

まさに、検索エンジンなどからすると、「WiMAX ポケットWiFi 違い」と検索する場合、WiMAXとソフトバンクのモバイルWiFiは何が違うの?と、調べているというニュアンスを持った言葉なのです。

ポケットWiFiという言葉は、モバイルWiFiサービス全般を表す言葉ではありましたが、ソフトバンク社の商標権侵害に当たる可能性があるため、今はポケット型WiFi・モバイルWiFiという名称が全般を表す言葉として使われています。

大切なことなので最初にご説明させていただきました。

ここからは、仕切り直して、ポケット型WiFi(モバイルWiFi)とWiMAXの違いについて、順を追って詳しく解説していきます。

ポケット型WiFi(モバイルWiFi)とWiMAXの大きな違いは5つ

ポケット型WiFiとWiMAXの大きな違いは、以下5つです。

5つの違い
  • 対応エリアの違い
  • 通信速度の違い
  • 5G回線の対応状況の違い
  • データ容量の違い
  • 月額料金の違い

それぞれの違いを知る前に、知っておいていただきたいのが、ポケット型WiFi(モバイルWiFi)は6種類あり、それぞれに違いがあることです。

ポケット型WiFiの種類

  • WiMAX(au)
  • クラウドSIM(プリペイドWiFi)
  • 楽天モバイル
  • 格安SIM(MVNO)
  • docomo
  • SoftBank
  • ワイモバイル

※Y!mobileはポケットWiFiを扱っていますが、積極的な販売をしていないので、提供していない恐れがあります。

それぞれのポケット型WiFi(モバイルWiFi)における最も大きな違いは「利用できる回線」にあり、通信スペックに大きな差があります。

ポケット型WiFi(WiMAX含む)の
違い早見表

スクロールできます
各社コスパ通信速度
(下り平均)
対応エリア
(広さ)
データ容量
(プラン)
月額料金
(平均)
端末代スマホ
セット割引
WiMAX
(au)

良い

約151Mbps

山奥以外は入る

無制限

約4,300円
27,720円
※実質無料もある

ある
クラウドSIM
良い

約20Mbps

すごく広い
20GB
50GB
100GB

20GB:約1,600円
50GB:約2,600円
100GB:約3,500円
無料
(基本レンタル)

ない
楽天モバイル
(Rakuten WiFi Pocket)

運次第

約26Mbps

室内や田舎が弱い

無制限ではあるが
電波次第

3,278円
実質1円
約4,000円

ない
格安SIM
(MVNO)

容量次第

約40Mbps

すごく広い
1GB

50GB
(メイン帯)

約800~3800円
※プラン次第
SIMフリー端末
別途購入必要
約6000~15000円

ない
docomo
悪い

約171Mbps

すごく広い

無制限
(eximo)
or
30GB
(5Gデータプラス)

7,315円
(eximo)
or
1,100円
(5Gデータプラス)
SH-52B
35,640円
or
SIMフリー
約34,000円
(5G対応)

ある
SoftBank
悪い

約65Mbps

山奥以外は入る

少ない

5,280円
28,800円
ない
ワイモバイル
悪い

約39Mbps

室内や田舎が弱い

実質100GB

4,818円
10,800円
ない
各ポケット型WiFiの違い
※楽天モバイルのデータ容量無制限ですが、室外だと圏外になりやすいので無制限とは言いづらい。
※通信速度は「みんなのネット回線」の直近3ヶ月の平均下り速度を参照(2024年9月25日時点のデータ)
※ドコモSIMは一部プラチナバンドが使えないサービスもありエリアが狭いこともあります。

まず1つ目の最も大きな違いである通信回線により変わるところから解説していきます。

違い1:対応エリアの広さが違う(通信回線の違い)

ポケット型WiFi対応エリア
WiMAX/au
広い
クラウドSIM
すごく広い
楽天モバイル
まだまだ狭い
格安SIM
(MVNO)

すごく広い
ドコモ
すごく広い
ソフトバンク
すごく広い
ワイモバイル
狭い
(アドバンスモード時)

そもそも、ポケット型WiFi(モバイルWiFi)は、よほど電波の悪い場所でも無い限り、ほとんどの場所で繋がるものですが、プラチナバンド4G/5G回線(700MHz~900MHz帯域)が使えるかどうかで、田舎や地下や室内の奥側などでの繋がりやすさに差が出ます。

プラチナバンドとは?

プラチナバンドを簡単に説明すると、障害物があってもまわり込む特性を持ち、遠くまで飛ばすことができる電波です。

WiFi利用におけるメリットは、山奥や地下・室内の奥側やトンネルなどの電波の弱くなりやすい場所でも、圏外にならずに電波が繋がることです。
※スマホが圏外の場所は繋がりません。また、スマホより少しだけ電波は弱めの傾向です。

プラチナバンドの回線種別

帯域Band
700MHz帯Band28
800MHz帯Band18/19/26
900MHz帯Band8

そもそも電波には周波数というものがあり、この周波数が高ければ高いほど直進性が高く、多くの情報量を持たせることができる(速い)反面、障害物があると反射しやすい特性を持ちます。

高周波と低周波の違い

逆に低周波になればなるほど、直進性が低くなり持てる情報量も少なくなる反面、障害物を回り込んだり透過したりといった特性を持っています。

プラチナバンドというのは、ものすごく周波数の低い電波のことを表しています。

プラチナバンド回線は全ポケット型WiFiで使える!ただWiMAXと楽天モバイルは使えないと考えておく

プラチナバンド回線は全てのポケット型WiFiで使えると言っても、WiMAXと楽天モバイルのポケット型WiFiは使えないと仮定して考えておくことを推奨します。

WiMAXは、端末側で通信モードをプラスエリアモードに変更することでプラチナバンドが使えるようになりますが、1ヶ月のデータ容量制限が30GB(プラスエリアモード時)となり、プラスエリアモード利用月は1100円追加費用が発生します。

また楽天モバイルは、楽天自社回線でのカバー率が80%を超えたエリアは、プラチナバンド回線が使えなくなる(パートナー回線のローミング終了)にも関わらず、プラチナバンド基地局は1つしかないので、電波の弱い場所はまだカバーされていません。

そのため、楽天モバイルのプラチナバンド回線もまだ使えないと考えておくべきです。

だからこそ、WiMAXと楽天モバイルは、プラチナバンドを使えないと考えておくべきなのです。

WiMAXのスタンダードモードは
プラチナバンドが使えないのに
なぜエリアが広いのか?

シンプルにWiMAXスタンダードモードで利用できる、au 4G LTE回線の基地局が多く、安定した通信が可能なエリアが多いためです。

明らかに楽天モバイルより室内での安定度に違いがあり、比べると対応エリアの差や通信速度は一目瞭然です。

結果的に、田舎や地下、トンネルの多い場所で利用されることが多い方の場合、プラチナバンドが常時使えるタイプのポケット型WiFiが理想です。

しかし、電波の弱い場所に常にいるわけではないはずなので、料金やデータ通信量とのバランスで決めることを推奨します。

通信速度の違い(使える回線の違い)

どのポケット型WiFi(モバイルWiFi)も使えるキャリア回線が、メイン回線かサブ回線かによって大きく通信速度に差が出ます。

メイン回線とサブ回線とは?

厳密な言い方をすると、メイン回線とサブ回線の切り分けはありませんが、キャリアの持つ回線の一部帯域しか利用できない回線をサブ回線と呼んでいます。

日本には4つのキャリア(回線提供事業者)があり、それぞれドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルが通信回線を提供しています。

各キャリアは、自社回線をいつでも安定した通信ができるように、回線設備の増強・メンテナンスを常にしています。いわゆる基地局の増設などです。

それぞれの利用者の多い時間帯から少ない時間帯などを考慮し、よほどの場合にならないと通信障害が起きないように、ある程度の帯域(キャパシティー)を保持しつつ回線を提供しています。この回線をメイン回線と言います。

そして、主にMVNO事業者(格安SIM)は、各キャリアから余っている分の帯域(サブ回線)を貸してもらって運営をしており、各キャリアが持つ一部の帯域しか利用できないので、メイン回線ほどの速度は出ず、混雑時には非常に遅くなったり、利用者が増加すると遅くなることがあります。

主にサブ回線は、格安SIMが提供している回線となるわけですが、クラウドSIMも格安SIMを指していたりするので、これに当たります。

ただ一部帯域しか利用していない分、キャリアのメイン回線より速度の安定性が劣る分、安く提供できるというのがサブ回線の良いところではあります。

それぞれのポケット型WiFiの通信速度は以下の通りです。

ポケット型WiFi
(データ計測端末/業社)
通信速度回線種別
WiMAX/au
(全機種平均)

下り:151.19Mbps
上り:26.31Mbps
メイン回線
クラウドSIM
(クラウドWiFi)

下り:11.31Mbps
上り:17.98Mbps
サブ回線
楽天モバイル
(Rakuten WiFi Pocket)

下り:25.82Mbps
上り:15.51Mbps
メイン回線
&
サブ回線
(auローミングエリアのみ)
格安SIM
(MVNO)
※イオンモバイルの場合

下り:31.53Mbps
上り:4.05Mbps
サブ回線
ドコモ
(SH-52B)

下り:123.24Mbps
上り:14.42Mbps
メイン回線
ソフトバンク
(802ZT)

下り:65.36Mbps
上り:8.73Mbps
メイン回線
ワイモバイル
(A101ZT)

下り:25.13Mbps
上り:3.82Mbps
メイン回線

サブ回線

間の回線
2024年9月25日のデータ参照(みんなのネット回線速度

メイン回線が使えるポケット型WiFi(モバイルWiFi)は一部を除き、平均下り50Mbps以上の通信速度が計測されており、高速通信できていると言えます。

しかし、サブ回線のポケット型WiFiは、いずれも通信速度が遅い傾向にあります。

楽天モバイルは自社回線(メイン回線)ですが、速度が遅めな理由は、シンプルに端末スペックの低さと回線設備が十分でないための帯域の少なさによるものです。

またワイモバイルは、メイン回線を保持していますが、安く提供するために帯域をある程度減らしているサブキャリアという立ち位置なので、メイン回線とサブ回線の間の立ち位置となります。

5G回線の対応状況の違い(使える回線の違い)

ポケット型WiFi5G対応
WiMAX/au
対応
クラウドSIM
一部のみ対応
※Mugen WiFiのみ
楽天モバイル
対応
エリアはキャリアで一番狭い
格安SIM
(MVNO)

対応
ドコモ
対応
ソフトバンク
対応
ワイモバイル
対応
Y!mobileもポケットWiFiを扱っていますが、積極的な販売をしていないため、表に出てこないので除外しています。

5G回線に対応しているポケット型WiFi(モバイルWiFi)は、4Gエリアで使う場合でも通信速度が速い傾向にあります。

その理由は2つあり、モバイルWiFiルーターの端末スペックが良くなっていることが1つ、4G回線のキャパが以前より空いたためです。

実際に5G回線ノエリア拡大が急速に進んでいる、au(WiMAX)・ドコモ・ソフトバンクのポケット型WiFi(モバイルWiFi)は、通信速度の平均実測値でもTOP3でした。

そのため、5Gエリア外であっても、通信速度を求めるなら5G対応のポケット型WiFiを選ぶことは重要です。

データ容量の違い

ポケット型WiFiはそれぞれ、プランによって利用できるデータ通信量が決まっており、特に無制限ともなると2つに限られます。

ポケット型WiFiデータ容量
WiMAX/au
無制限
クラウドSIM
20~100GB
一部200GBまである
楽天モバイル
無制限だが…
格安SIM
(MVNO)

1~50GB
大容量は割高
ドコモ
無制限(eximo)
or
30GB(5Gデータプラス)
ソフトバンク
50GBのみ
ワイモバイル
7~100GBまで

プラン上のデータ通信量が無制限なのは「WiMAX・ドコモ・楽天モバイル」の3つですが、楽天モバイルは電波が安定しない場所も多いので無制限というのは語弊があります。

そのため、データ通信容量が多いのはWiMAXとドコモのポケット型WiFiの2つと考えておくと良いでしょう。

また、クラウドSIMや格安SIM系は、サービスごとにデータ通信容量が違い、基本的には100GB以下のプランとなっています。

月額料金の違い

月額料金は、各ポケット型WiFiごとに大幅に異なります。

全ポケット型WiFiを2年間使ったと仮定した場合の、「月額料金、端末代、手数料等の総額」から「キャッシュバック等」を差し引きした金額を、24分割した想定の実質的な金額を算出すると以下の通りです。

ポケット型WiFi月額料金データ容量
WiMAX
(au)

実質3,900円ほど
無制限
クラウドSIM
実質3,500円ほど
100GB
楽天モバイル
実質3,278円
無制限?
格安SIM
(MVNO)

実質1,300円
~
実質4,100円
1~50GB
ドコモ
実質8,000円ほど
(eximo)
or
実質2,700円ほど
(5Gデータプラス)
無制限
(eximo)
or
30GB
(5Gデータプラス)
ソフトバンク
実質7,000円ほど
50GB
ワイモバイル
実質5,400円ほど
実質最大
100GB
(アドバンスオプション時)
WiMAX・クラウドSIM・格安SIMは選択する業者(プロバイダ)やプランによって料金が異なります。

1GBあたりの単価で言えば、楽天モバイルのエリアが問題なければ楽天モバイルが最強ですが、ほとんどのエリアではWiMAXが最も安い料金で安定して大容量通信が可能となっています。

クラウドSIMや格安SIMに関してはデータ通信量の割に少し割高感があります。

また、ドコモとソフトバンクは、端末代が非常に高く、月額料金もものすごく高い金額設定となっており、圧倒的な高さとなっています。

月額料金部分では、何を求めるか次第ですが、エリアを求める場合の安さはクラウドSIM、通信速度を求める場合の安さはWiMAX、無制限の安さだけなら楽天モバイルといったように見方が分かれます。

その他の細かな違い

ポケット型WiFi全体とWiMAXにおける細かい違いは他にもあります。

  • 取り扱い端末の違い
  • キャンペーンの違い
  • 契約窓口の違い
  • スマホとのセット割引の有無

それぞれの違いについても、さらっと解説しておきます。

取り扱い端末の違い

WiMAXは5G端末のみ取り扱いで、現行機種はモバイルルーターなら1種類のみです。

ポケット型WiFi取り扱い機種端末代
WiMAX/auSpeed Wi-Fi 5G X1227,720円
※一部実質無料
クラウドSIMAIR-2/AIR-1
U3/NA01
Macaroo SE
無料レンタル
楽天モバイルRakuten WiFi Pocket
Platinum
1~7,980円
格安SIM
(MVNO)
SIMフリー機種
なんでも
4Gのみ対応端末
約6,000円
5G対応端末
34,000円ほど
ドコモSH-52C
SH-52B
SH-52C
96,800円
SH-52B
35,640円
ソフトバンクA101ZT28,800円
ワイモバイルA102ZT10,800円

他ポケット型WiFiの場合、最もスペックが高いのはドコモのSH-52Cですが、その分端末代も非常に高額です。

次にスペックが高いのはWiMAXのSpeed Wi-Fi 5G X12ですが、2万円台と大きな開きがあります。

月額料金だけでなく、端末代も選ぶ基準をするなら、WiMAXはハイスペック機種が比較的安く手に入ると言えます。

キャンペーンの違い

特に大きく違うのは新規契約時のキャンペーンで、WiMAXはキャンペーンが豊富ですが、WiMAX以外のポケット型WiFiのキャンペーンはかなり少なめです。

ポケット型WiFiキャンペーン
WiMAX/auキャッシュバックか割引
※内容はプロバイダ次第
クラウドSIM無料期間など
※キャッシュバックはない
楽天モバイル端末代割引
格安SIM
(MVNO)
なし
ドコモなし
ソフトバンクなし

新規契約なら、WiMAXの方がキャンペーン豊富です。

契約窓口の違い

ポケット型WiFi契約窓口
(WEB)
契約窓口
(店舗)
契約窓口
(家電量販店)
WiMAX/au
ほとんどの
プロバイダ

UQ/au
※上記2社のみ

家電量販系
プロバイダのみ
(BIC WiMAX/ヨドバシWiMAX等)
クラウドSIM
WEB窓口のみ

なし

なし
楽天モバイル
可能

可能

一部店舗のみ
格安SIM
(MVNO)

ほとんどの
MVNO

一部MVNOのみ

一部店舗のみ
ドコモ
可能

可能

ポケット型Wi-Fiの
取扱いがない店舗あり
ソフトバンク
可能

可能

ポケット型Wi-Fiの
取扱いがない店舗あり
ワイモバイル
可能

可能

ポケット型Wi-Fiの
取扱いがない店舗あり

クラウドSIMはもともと店頭販売はしていないのでWEB窓口のみです。

それ以外のWiMAXを含むポケット型WiFiは、店舗窓口がありますが、家電量販店を窓口をしてみた場合は、その店舗の端末在庫の取り方で大きく変わります。

また、WiMAXの場合は、店頭・家電量販店で考えると、申し込みできるプロバイダが制限され、最もお得なプロバイダは契約できません。

何を申込するかで窓口が大きく異なってきます。

スマホとのセット割引の有無

結局のところ、キャリアが運営するポケット型WiFiかそれ以外のWiFiかで、スマホ割引の有無も変わってきます。

ポケット型WiFi割引のあるスマホ
WiMAX/auUQモバイル
au
クラウドSIMなし
楽天モバイルなし
格安SIM
(MVNO)
なし
ドコモドコモ
※ahamoは対象外
ソフトバンクソフトバンク
※LINEMOは対象外
ワイモバイルなし

明確にスマホ割引があるといえるポケット型WiFiは、WiMAXとドコモだけです。

ただ逆に言えば、au・UQモバイル・ドコモ・ソフトバンク以外のスマホを持っている人は、どのポケット型Wi-Fiを選んでも割引がないので、どれでも選択肢となり得るというわけです。

ポケット型Wi-Fi(モバイルWiFi)とWiMAXの違いまとめ

結局のところ、WiMAXは無制限で最もコスパに優れたポケット型WiFiという属性なのは間違いなく、ドコモは通信スペックが最高だけど料金も高額なポケット型Wi-Fiと言えます。

  • キャリアのメイン回線使用=通信速度が速い
    該当するのがWiMAX(au)/ドコモ/ソフトバンク・Y!mobile/楽天モバイルで、スマホと同じキャパの多いLTEや5G回線が使えるため高速通信が可能です。
    ※楽天モバイルは電波強度の兼ね合いで速度は出にくいです。
  • 格安SIMとクラウドSIMは基本サブ回線だから速度は遅め
    格安SIMとクラウドSIMは、キャリアから少しだけ制限されたサブ回線で提供しているので、利用者増加時に遅くなりやすいです。
  • 対応エリアが広い=プラチナバンド回線が使える
    Band8/18/19/26/28の回線(プラチナバンド)が使えるポケット型WiFiは山奥でも繋がり、室内でもかなり安定しています。
    楽天モバイルはパートナー回線のみがプラチナバンドであり、パートナー回線のローミング終了エリア(カバー率80%を超えたエリア)は、室内に入ると圏外になりやすいです。
    ※WiMAXはプラスエリアモード時のみプラチナバンドに繋がります。
  • 大手キャリアは料金がものすごく高い
    ドコモとソフトバンクに限りますが、料金が異様に高いのが特徴です。
    auはWiMAXに組み込まれる形になってから料金が安くなっています。ただし、WiMAXの中では高い部類に入っているので、やはりキャリアは高いとも言えます。
  • データ通信量無制限はWiMAXとドコモだけ
    WiMAXとドコモだけ無制限でしっかりと使えます。楽天モバイルも使い放題を謳っていますが、対応エリアの問題で無制限というのは心苦しいところです。

    ただし、ドコモはeximoプランのSIMのみ契約して、別途モバイルルーターに刺した際のみ。通常は5Gデータプラスプラン(月30GBまで)しか契約はできません。

どのポケット型WiFiを選ぶにしても、しっかりとWiMAXとポケット型Wi-Fiの違いをご覧いただきながらサービスを探していただくことをおすすめいたします。

ちなみにWiMAXにしようと決めた方は、「WiMAXおすすめプロバイダ10選!最新比較ランキング」をご覧ください。

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この記事を書いた人

5G COONECT WiMAXの運営責任者(株式会社FREE DiVE所属)自社が手がけるモバイルWiFi事業の運営責任者をいくつも兼任しており、プラン開発からカスタマーサポートまで行っています。
ユーザーに選ばれるプラン開発を行う過程で得た知識を、できる限りわかりやすくご紹介して行きます。

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